家を残して自己破産ってできるのか調べてみた
おお…私も大人になったのだなあ…と思うのは、最近お金がらみのトラブルが、私の身近で起こっているから。
幸いなことに我が家が直接かかわるようなトラブルにはなっていないですが、「明日は我が身」という気持ちで、ちょっとした疑問はすぐに調べてアウトプットしていこうというのを今月の目標にしています。
さて、今日は「家を残して自己破産ってできるのか」というテーマです。これは私の知り合いのこと。
「自己破産した」という話は聞いていましたが「家は残してローンを払っている」という話。
ここで疑問が。
私の浅はかな知識では「あれ?自己破産って不動産はもちろん、金目のものは全部取られるんじゃないの?」と。
それで借金を返せるだけ返して、あとは「返済不能」で自己破産という段取りなんじゃなかったかなあと思ったわけです。
自己破産は家を手放すことになる
結論、私の思った通り、自己破産するという事は家を手放すということになります。
裁判所ですべての債務を免除してもらう事が自己破産。
その代わり、財産はお金に変えて借りたところに返済します。
この場合、保証人になっていない限り家族には影響がありません。
その代わり、ブラックリストに載ることになるので借金は5~10年はできなくなり、住所氏名が国の発行する「官報」に掲載されます。
官報とは
官報とは、国から国民に向けて発行される広報誌のようなもの。
私も今、インターネットで初めて見たくらいですから、一般的人で「いつも見てます」って方は稀なことかもしれません。
どんな方が見るかというと、法律事務所や金融業者、不動産関係者くらいなんだそうです。
ただ、デメリットが一つ。ヤミ金業者(超高金利でお金を貸す)~たくさんのダイレクトメールが届くようになること。ま、無視してりゃいいので特にデメリットはないということになります。
家を残して自己破産する方法はあるのか
という事は、知り合いの「自己破産した」というのはちょっと違うんじゃないかなと。
じゃあ知り合いは本当は何をしたのか。
調べていくと持ち家を残したまま借金を整理するほうほうが2つあるようです。
それが任意整理と個人再生です。
任意整理とは
任意整理とは、お金を貸してくれた人と話し合いをして、借金の総額や利息、返済方法を見直す手続きです。
ただ、この方法は借金をゼロにする方法はかなり難しいようです。
返済はできているが利息分しか払っていない方で、毎月安定した収入がある方に適した方法。
知り合いの場合は会社を首になっていますので支払い能力はありません。ということは、任意整理を舌とは考えにくいです。
個人再生とは
個人再生とは、裁判所の手続きで借金を5分の1にして、3年で分割して払っていく方法です。
住宅ローン特則というものがあり、住宅ローン以外の借金なら大幅に減らせるというもの。
つまり、住宅ローンは払い続けるわけだから、持ち家は残るというわけです。
知り合いはもう借金を返していない様子なので、やっぱり自己破産をした、ということになるのかなあ…。
結局のところよく分からなかった
悲しいかな、色々調べたけれども知り合いがどんな債務整理をしたのかがよく分から勝ったという府外ない結果に。
最後の手段、直接本人に聞くしかない!
聞いたらまたアウトプットします。