子どもはなぜアンパンマンが好きなのか
子供たちのアイドル、アンパンマン。
我が家に子供は2人います。
どちらも女の子です。
その2人が、大体1歳過ぎたころから目の色を変えて見守っているのが「アンパンマン」です。
とにもかくにもあんぱんまん、暇さえあればあんぱんまん。
おんなご家庭も多いのではないでしょうか。
残念ながらうちの子供たちは年齢が5つ離れているので、お姉ちゃんのほうはアンパンマンを卒業してしまいました。
だからアンパンマンは下の子供だけ見ています。
うちはテレビが一台しかないので、チャンネルの取り合いです。
困ったもんです。
子供がアンパンマンを好きな理由の一つに、おそらくその丸顔が関係しているんじゃないかと思います。
小さい子供って、丸いものを追いかける習性があるって聞いたことがあります。
赤ちゃんが初めて外界のモノを見た時に、まず反応する形は丸だということです。外界の形には丸もあれば四角や三角もありますし、モノの動きは縦や横、斜めなどさまざまです。
そして、それらを認識する脳内のニューロンは異なっていて、最初に発達するのが丸を認知するニューロンだというのです。
赤ちゃんをあやすガラガラなどのオモチャに丸いモノが多いのも、ちゃんとした理由があったのです。
アンパンマンって、丸いですもんね。
その他のキャラも基本は丸です。
その特徴から、赤ちゃんは眼鏡の大人を好むという話も聞いたことがあります。
だから、赤ちゃんの本能をうまくつかんだアニメがアンパンマンなのかもしれませんね。
これに勝るキャラクターは今後出てくるんでしょうか。
少なくとも、うちの保育所で3歳未満児は、みんなアンパンマンを知っています。